「めぐる」をめぐる漆器ツアー はじまりの美術館 猪苗代

はじまりの美術館 猪苗代イベント
はじまりの美術館 猪苗代
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【満員御礼!】「めぐる」をめぐる漆器ツアー|はじまりの美術館
築140年の蔵を改築した小さな美術館、福島県猪苗代町「はじまりの美術館」の公式サイト。イベント情報をご紹介しています。

定員10名の所を申し込んで参加してきました。
申し込み多数で、あっという間に定員になったようです。さかなさん(つれあい)の行動が早くて良かった。
これから参加される方で、ネタバレが嫌な方は行ってからご覧ください。
でも、どんな写真も本物は写せませんから、自分の体験が一番だと思います。

09:50-集合、猪苗代のはじまりの美術館

はじまりの美術館 猪苗代
はじまりの美術館 猪苗代

はじまりの美術館は十八間蔵(じゅうはちけんぐら、約33m)をリノベーションされて作られています。
こちらで受付を行い、参加費を納め、参加者が集まったところで開会の挨拶を聞きました。
ツアーガイドは、貝沼 航(かいぬま わたる)さんです。漆とロック株式会社 代表
その後、ウルシの植栽地へバス移動です。
バスの移動では、はじまりの美術館の館長さんが運転手を務めてくださいました。
ウルシの植栽地は、会津総合運動公園の近くです。
朝に会津若松を出て、また戻ってきてますが、そこは楽しんで時間を過ごします。

10:30- ウルシ畑の見学・漆採取の説明

ウルシの植栽地
ウルシの植栽地

ウルシの木です。
黒い線になっているのがウルシを掻き取った跡になります。

ウルシの植栽地 看板
ウルシの植栽地 看板
ウルシの花
ウルシの花

運よく、ウルシの花盛りでした。

ウルシの植栽地
ウルシの植栽地

日当たりや土壌、植栽した苗によって生育は異なるそうです。
15年ほど育ててウルシを一年取り(取れる漆は牛乳瓶一本分ほど)、木を切ってそこから生えたひこばえ(樹木の切り株や根元から生えてくる若芽)をまた育てるそうです。

ウルシ掻き
ウルシ掻き
ウルシ掻き
ウルシ掻き

実際にウルシの木から漆を取るウルシ掻きと、断面の写真で説明してもらっているところです。
ウルシの木は傷ついたところを治そうと樹液を出しますので、その樹液を掻き取ります。

ウルシの古木
ウルシの古木

植栽地に残るウルシの古木。
養生掻きと言って、木を切らず、休ませながら漆を取る方法もあるようです。

ウルシの実
ウルシの実

ウルシの実。
漆の実には「蝋分」(ろうぶん)が含まれています。
伝統工芸となる会津絵蝋燭(えろうそく)は室町時代に、会津を治めていた領主・芦名盛信公がウルシの栽培を勧め、漆塗りとともにその実から採れる蝋(ろう)でろうそくを作らせたことが始まりといわれています。

12:00- 食堂Kontshで特別な「めぐる」ランチ

食堂Kontosh(コントしゅ、紺と種)へ移動して昼食です。
今回は母屋に用意がされていました。

食堂Kontosh
食堂Kontosh
食堂Kontosh 母屋
食堂Kontosh 母屋
食堂Kontosh はなれ
食堂Kontosh はなれ

建物には、それぞれ「食堂Kontosh」「母屋」「はなれ」とあり、「食堂Kontosh」については以下をご覧ください。

食堂Kontosh 昼食お膳
食堂Kontosh 昼食お膳

漆器「めぐる」の三つ組椀を使ったお膳です。
三つ組椀は飯椀・汁椀・菜盛り椀の三つですが、「水平(すいへい)」と「日月(にちげつ)」がありどちらも手に取れるようにと、バラバラにセットされていました。

食堂Kontosh おしながき
食堂Kontosh おしながき
食堂Kontosh おしながき
食堂Kontosh おしながき

この日の為の手作りおしながきです。
「おしながき」の後ろには続きがあって、お米や野菜の農家、農園の紹介が続いています。

おしながきです。

  • つちや農園のひとめぼれ七分米、五十嵐正次さんのアスパラまぜご飯
  • 大江ファームの新玉ねぎとじゃがいもアイノアカのお味噌汁、大江ファームの青しそ
  • 草野一浩さんのかぶと高野豆腐の煮物、大江ファームのスナップエンドウ
  • 丸十製麩本舗の車麩のカツ、時無し人参のソース
  • 草野一浩さんのごぼうとあらめの梅煮
  • リオリコ農園の余蒔きゅうり、貝塚早生黄玉ねぎとミントのみそ漬け
  • 梅仕事はじまりの南高梅ジュース
食堂Kontosh 昼食お膳
食堂Kontosh 昼食お膳

どれも美味しかったのですが、お味噌汁は薄いです。
お味噌汁と思うから薄いのであって、新玉ねぎとじゃがいもアイノアカと青しその汁物と思えば美味しいです。

食堂Kontosh 昼食お膳
食堂Kontosh 昼食お膳

揚げ物は、車麩のカツです。
丸十製麩本舗は西会津にあります、車麩は西会津の特産品です。
実のところ、西会津の車麩は魅力に欠けると思っていました。車麩はどうやってもそんなに美味しく食べれないと思っていたからですが、それは間違いだったようです。
この日は、夜に車麩のカツを作ってみました。

食堂Kontosh
食堂Kontosh

漆の蝋で作られた蝋燭です。
この日は黙食の為に蝋燭の明かりで食事をしました。
暗いと黙食ができます。大発見、知りませんでした。
食事が五感で楽しめないのは残念でしたが、この時期、黙食を遂行できたのはすごいです。
4つの椀が出されて、どれが木製椀かを当てるゲームをやり、最後に木製椀と樹脂製椀の見分け方のレクチャーです。
ちなみに椀は、樹脂製、木粉(もくふんを固めて整形)、木製があります。
樹脂製に漆塗りは無いと思いますが、木粉には漆塗りがあるかもしれません。木製には漆塗りしか無いと思っています。

13:30- 漆器工房見学(めぐるの職人工房へ)

木地師(きじし)は、轆轤(ろくろ)を用いて椀や盆等の木工品を加工、製造する職人。
昼食後はまたバスで移動して、木地師職人さんの工房へお邪魔して話を聞いてきました。

木地師職人さんの工房
木地師職人さんの工房
木地師職人さんの工房
木地師職人さんの工房

木取り(丸太から角材を切り取ること)から始まって、角材や板材をどのように使い分けるのか。
乾燥が進むうちに木は歪むので荒削りした後も乾燥を行なうなどの工程をその理由と共にわかりやすく説明していただきました。

木地師職人さんの工房 道具類
木地師職人さんの工房 道具類
木地師職人さんの工房 道具類
木地師職人さんの工房 道具類

道具類は概ね自分達で作るそうです。

木地師職人さんの工房 道具類
木地師職人さんの工房 道具類

この丸棒から鉋(カンナ)を作るそうです。冬のストーブから熾火をとって置いて使うとか。

椀を切り出している所
椀を切り出している所
削り出した椀
削り出した椀

実際に、椀の外側を削り出す所を行なって見せていただきました。
ロクロに対して横に木地師職人がいるのは石川県のやり方で、会津のやり方は正面に位置取るそうです。

木地師職人さんの工房 乾燥室
木地師職人さんの工房 乾燥室

乾燥室と呼ぶべきか乾燥機と呼ぶべきかわかりません。大きなものです。
昔は自然乾燥させていたらしいのですが、場所もとりますし、シミが出てしまうそうです。
今のお客様はシミのない製品の納入を望まれるという話がありました。

15:30- はじまりの美術館の展示見学

(た)よりあい、(た)よりあう。

はじまりの美術館へ戻ってきて、最後は展示見学をして解散です。

(た)よりあい、(た)よりあう。パンフレットのマーク
(た)よりあい、(た)よりあう。パンフレットのマーク
(た)よりあい、(た)よりあう。パンフレットのマーク
(た)よりあい、(た)よりあう。パンフレットのマーク
(た)よりあい、(た)よりあう。パンフレットのマーク
(た)よりあい、(た)よりあう。パンフレットのマーク

パンフレットのマークは手書きです。
プロジェクターで書かれている様子が映されていました。

はじまりの美術館 しらとりけんじ
はじまりの美術館 しらとりけんじ

「しらとりけんじ」さんの日常コーナー。
しらとりけんじさんが生出演中です。

はじまりの美術館  (た)よりあい、(た)よりあう。
はじまりの美術館 (た)よりあい、(た)よりあう。
はじまりの美術館  (た)よりあい、(た)よりあう。
はじまりの美術館 (た)よりあい、(た)よりあう。

展覧会「(た)よりあい、(た)よりあう。」は、「頼る」をテーマに「自立」の問いかけが行われています。
私達は一人では生きていけません。
水、電気、地域、人、思い出。
人はさまざまな、好むと好まざるとにかかわらず、繋がりの中で自立しています。
そして自立は一律ではありません。ありとあらゆる形の自立があります。

はじまりの美術館 (た)よりあい、(た)よりあう。
はじまりの美術館 (た)よりあい、(た)よりあう。
はじまりの美術館 (た)よりあい、(た)よりあう。
はじまりの美術館 (た)よりあい、(た)よりあう。


6組の作家作品が展示されています。

はじまりの美術館 十八間(約33m)ある太い梁
はじまりの美術館 十八間(約33m)ある太い梁

十八間(約33m)ある太い梁

はじまりの美術館 漆器「めぐる」
はじまりの美術館 漆器「めぐる」

食堂Kontoshで使われた漆器の器です。
「めぐる」をめぐる漆器ツアー はこれにて終了です。
楽しい、美味しい、いい一日でした。

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