達沢不動滝(たつさわふどうたき)へ行ってきました。
安達太良山系船明神山に源を持つ不動川にある滝になります。この日はつれあいが午前中に仕事が入っていたので、終わるのを待って合流して行きました。達沢不動滝は「極上の会津」の2020年度パンフレットに載っていたのを見てつれあいが行きたくなったのですが、とてもいい日に、とてもいい時間に行くことができました。
達沢不動滝は、いなわしろ新八景、ふくしまの水三十選のふるさとの滝の一つになります。
場所(アクセス)、駐車場
国道115号線から県道24号線に入り車で約14分ほどの距離です。駐車場から10分ほど徒歩で歩きます。県道24号線は途中で右折します、案内は小さいので注意です。自分達は行き過ぎました。
[会津 猪苗代]沼尻高原ロッジで日帰り温泉を楽しむで県道24号線に入るところまでは同じです。沼尻温泉方面では無く、中ノ沢温泉方面に向かいます。
無料駐車場があります、最初にあるのがNo.2です。この先がわからなかったので自分達はここに停めました。
少し歩きます、道沿いに不動川が流れていて気持ちよく歩けました。
せせらぎの音が涼しげです。まだ虫は出ませんでしたが、夏場に向けては虫除けスプレーが必要かと思います。
No1の駐車場です。空いていたのでここまで車で入ってきてもよかったようです。途中の道は細いところもありますが、駐車場はきちんと広さがあります。No.1まで行って満車だったらUターンして戻ってNo2に駐車すれば大丈夫です。
鎮守 大山祇神社の社叢
鳥居があります。
奥に2つめの鳥居も見えます。鳥居は神域と常世を隔てる結界とされますので、パワースポットとしての雰囲気は抜群です。
ちょっと立て看板が邪魔なんですけど。
２つ目の鳥居がすぐあります。杉の小道を通るよう(樹叢)になっています。
樹叢:じゅそう,木のトンネル
この辺りは地区の鎮守大山祇神社の社叢と言うことです。
社叢：しゃそう、神社において社殿や神社境内を囲うように密生してる林。植生ではなく自生によることが多い。
手水舎（ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ）
手を洗い、口をすすいで身を清めます。特に何も書いてはなかったので口をすすいだ後に飲みましたが、飲み頃に冷えていて美味しかったです。
よく見ると湧水ではなくて、沢水を引いているだけのようでした。お腹が弱い方は飲まない方がいいかも。
案内通りだと10分ほど先に滝があるようですが、道すがらも景色が楽しめます。鳥居をくぐっているので、ここは参道です。
これって、どうやって育ったんでしょう、巨石を包み込むように根が張られてます、不思議です。パワースポットのなせる技でしょうか。
巨石が多く、一様に苔むしてます。
朽ちている感じはなくて、妙に風景に溶け込んだベンチ。これもパワースポットだから？。
達沢不動明王
仏教には様々な仏、菩薩様がいます。不動明王は、明王の一尊で五大明王の中心となります。大日如来の化身とも言われます。菩薩が慈悲を持って人を救うのに対し、明王は力を持って人を救う姿になります。
真言宗における五大明王
東に降三世明王(ごうざんぜ明王)、南に軍荼利明王(ぐんだり明王)、西に大威徳明王(だいいとく明王)、北に金剛夜叉明王(こんごうやしゃ明王）
天台宗における五大明王
東に降三世明王(ごうざんぜ明王)、南に軍荼利明王(ぐんだり明王)、西に大威徳明王(だいいとく明王)、北に烏枢沙摩明王(うすさま明王)
達沢不動滝(男滝、女滝)
落差、10m
幅、16mあるようです。
これは本物を見ないと、画像だけでは伝わらないと思います。動画をTwitterに上げました、お楽しみください。
下に降りていくスロープがあったのですが、このスロープは使用禁止になっていました。
それで、皆さん、スロープでないところから降りてました。
自分達もそうしました。危険だから下に降りないようにした処置なのかもしれませんが、行けるところまで行ってみたい、と誰もが思うのではないでしょうか。
この日は、会津若松が全国最高気温を記録しましたが、
林と川と滝に囲まれて全く暑さに気づきませんでした。
この水がとても冷たくて気持ちがいいんです。
暑い日の避暑に持ってこいです。
女滝（めだき）は不動川の向こうにあります。近づくには川を渡らなければなりません。石伝いには渡れますが、苔で結構滑りやすいです。つれあいは渡るのを諦めました。後からきたお客さんは長靴を履いてきてました、きっと来たのが初めてではなくて次は長靴を履いていこうとか思ったのかもしれません。
特別定額給付金(一人10万円)で自分はシューズを買ってもらっていたので、この日は初陣みたいなものです。
剣を模した像が到るところにあって勇ましいです。
達沢不動滝は、神仏に祈願するため、冷水を浴びる修験の場であった事から不動尊が祀られました。
戻り道。行きと逆向きになるだけで、また違った風景が見えてきます。
明日から、少し天気も崩れるようでしたので、とてもいい日に行けました。秋の紅葉も凄い景色になりそうです。
近くには、中ノ沢温泉、沼尻温泉があります。日帰り入浴が可能なところが多いので入っていくことが出来ます。中ノ沢温泉、沼尻温泉は同じ源泉(元湯)からの引湯で、単一の湧出口からの湧出量としては日本一で、湯量、泉質に恵まれています。
沼尻高原ロッジで日帰り温泉を楽しむ 猪苗代 沼尻温泉
所在地、地図
名称：達沢不動滝所在地：〒969-2752 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養字達沢
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