中ノ沢温泉のどこのお風呂に入ろうかと決めてきたわけではないのですが、着いた時間が昼食時もあって、小西食堂でランチをしました。
小西食堂と西村屋は駐車場が共有されてましたので、昼食の後は車をそのままに、西村屋へ向かいました。
磐梯西村屋 外観
西村屋 建屋隣の駐車場。西村屋の壁絵。
この絵は書いたものなのかしら?聞きそびれて不明ですが、アートです。
道路に面して、かなり間口の広い建物で、大きな旅館という感じがします。
磐梯西村屋 内観1
表から見えた建物はロビーだけのようで、前に行った「大阪屋」もそうでしたが、奥に建屋が続いています。
館内の全体で言えることですが昭和が香ります。
とても面白いロビーでしたので後述します。
日帰り入浴は、700円です。
「猪苗代MAP」というフリーペーパーに200円引きの案内がありました。
今回は200円引きにしてもらって500円で入りました。
「猪苗代MAP」はロビーにあればそれを使わして貰えば良いと思います。また、近くの無人コンビニにも置いてありました。(この無人コンビニは入口のロックを解除するのにアカウントを作ったりしなければならないので、最初のハードルはやや高めです)
お風呂場は建屋の一番奥になっています。
男湯と女湯は日によって入れ替わるようです。
この日は、ひのき風呂が男湯で、岩風呂が女湯になっていました。
廊下を突き当たって右に行くと岩風呂(この日の女湯)です。
手前を左に行くと、露天風呂とひのき風呂があります。
岩風呂
つれあいから写真もらいました。
入り口に「大岩風呂」とあったように、内湯にしては巨大な岩のようです。
こちらにもはいりたいです。
中ノ沢・沼尻の温泉はもっと周りたいと思ってますので、また来るつもりではいますが、入ってないところを先に行きたいような気もしますし、西村屋に聞いて岩風呂に入れる日ならさっさと入りたい気もします。どっちどっち(^^;
ひのき風呂
露天風呂とひのき風呂の案内に従うと、渡り廊下になります。
渡り廊下を出たところです。
「大浴場入口」の案内のところが渡り廊下で、「大浴場」は「岩風呂」のことだと思います。
正面の「男湯」の暖簾の奥は入り口が2つになっていまして、脱衣所、お風呂場も2つになります。
中で繋がっていない為、両方入るためには衣服の着脱をしなければなりません。
少し面倒ですが、のんびりやります。
ひのき風呂の更衣室です。
左右2つは同じような構造です。
ひのき風呂の形が左右で異なっていました。
入口向かって左は半円で、右は長方形です。
半円のひのき風呂は凝っていると思いました。
風呂自体は年季が入ってますが、釘は新しい感じで、必要なところのメンテナンスはされています。
温くはありませんが、長く入っていられる湯加減でした。
露天風呂
男湯の暖簾の左側に露天風呂の入口があって、戸口からは屋外になります。
外履きに履き替えます。
露天風呂は建屋とは別になっています。
建屋を出て、屋外を歩きます。
男湯のドアを入ったところです。
脱衣所があって、そのまま露天になっています。
快適です。この日は風もなく、火照った体を涼むにはちょうど良かったです。
湯加減は内湯よりは少し温いでしょうか。
すぐにお客が入ってきましたが、4,5人なら程よい感じです。10人も入ると狭そうですが、脱衣所にそんなにカゴも置いてありません。
温泉分析書です。
源泉は単一口湯量が日本一で毎分1万リットル以上、硫黄泉(いおうせん)になります。
中ノ沢温泉・沼尻温泉は湯量豊富ですから、源泉掛け流しです。
磐梯西村屋 内観2
今は全てを使っていない印象ですが、かなり部屋数のある建屋です。
奥会津とはまた異なって、郡山にも近く、裏磐梯にも近く、宿泊にも日帰り温泉にも使い易い場所だと思います。
ロビー
ロビーの奥は中庭になっていました。
離れらしき建屋が見えます。
ペコちゃん人形が置いてありました(平成の人は知っているでしょうか)。
昭和の哀愁感が漂います。
野口英世のサイン入りメッセージとか、猪苗代らしいアイテムです。
昔はどこの家にもこけしが置いてあった気もします。
知るひとぞ知る、中ノ沢はこけしが特産です、有名です。
自販機類は何が出てくるのかわかりません。
タオル販売機には「カレーはじめました」とかの張り紙。
ビール販売機には「ブラジャー」あります。
昭和の哀愁はカオスでした。
タイムカプセル自販機。
推測でしかありませんが、「木」が出てくるようです。
その木にメッセージを書いて、10年後の住所を書いておきます。
すると、10年後に誰かに届けられます。利用者数からすると高確率で自分のところに届くような気もします。
全てが手書きなのも昭和感です。
テプラ使おうよ。
面白がって見てましたが、牛乳が置いてなかったのが残念でした。
近くの温泉です。
所在地、地図
名称:中ノ沢温泉 磐梯 西村屋所在地:〒969-2752 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養沼尻山甲2855−144
猪苗代〜中ノ沢間の国道115号線沿いから見える川は赤錆色の川がありました。
酸川(す川)という名称でした。
酸川の源流は安達太良山(あだたらやま)で中ノ沢温泉の元湯です。
安達太良山の硫黄が湧水として流れ出し、沈降した鉄分によって川底が赤く染まっているようです。
中ノ沢温泉の近くには達沢不動滝があります。流量豊かな滝で見応えがあります。
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