東山温泉 羽黒山湯上神社 参拝 噂の石段

羽黒山湯上神社神社・仏閣
羽黒山湯上神社

ウチの子供達は3人とも中学時代は陸上部(駅伝も兼ねる)でした。
その子供達が中学時代に練習に走っていたというのが東山温泉にある羽黒山の石段登り。
もちろん登れば下る、筋肉痛にはキツい下りという話。
という話をよく聞いていたのですが、実は行った事がありませんでした。
今回は食事をした後の寄り道みたいな感覚で行ったのですが、これがとても大変でした。

東山温泉、三叉路
東山温泉、三叉路

今回は、東山温泉街の足湯のあるところから歩いています。
東山温泉街の入り口の三叉路の手前に大駐車場があるので車を停めて歩くのが無難ですが、途中にも若干の駐車スペースはあります。
東山温泉街の足湯は、三叉路の右側へ進みます。

ざんねん坂

東山温泉 ざんねん坂
東山温泉 ざんねん坂

東山温泉 ざんねん坂の所にある「羽黒山湯上神社」の石塔。
こちら登っていきます。
この写真を撮った後方が東山温泉の無料の足湯になります。

卯之家(うのや) 坂を登って行きます
卯之家(うのや) 坂を登って行きます

ざんねん坂を登っていくと、食事処 卯之家(うのや)があって、十字路になっています。
案内板によると「明治19年に下の道路が開通する前は、この路地が本道でした。温泉で楽しんだ遊浴客は、後ろ髪を引かれる思いでこの坂を上って家路に就いたことでしょう。足取りも重くなり、歩くたびに「残念、ざんねん」の声が聞こえるようです。」とあります。
これを補足すると、
下の道路は明治19年開通、それまでは、これから行こうとする羽黒山湯上神社大鳥居前の道路が本来の通りだったという事です。下の湯で浸かった客が「ざんねん」と後ろ髪を引かれながら、当時の本道の旅館に戻ったという言い伝えから「残念坂」の名がついたという話です。
今では更に上にバイパス道路が作られています。

卯之家(うのや) 外観
卯之家(うのや) 外観

卯之家(うのや)の十字路を左へ行きます。
真っ直ぐいくと旅館 千代滝、右へいくと神社(湯泉神社)でどちらも通り抜けできません。

赤い大鳥居

羽黒山湯上神社 大鳥居
羽黒山湯上神社 大鳥居

少し歩くと、羽黒山湯上神社の大鳥居が右手にありました。
扁額(へんがく)が大きい。
バランス的に、全く大き過ぎだと思うのです。鳥居をもっと巨大にしたら面白いのにと思うところです………誰か、大きくしてください。

羽黒山湯上神社 手水舎
羽黒山湯上神社 手水舎

大鳥居の手前に手水舎がありました。これは、昔、公園とかによくあった水飲み場。
最近は見ないのでレアではありますが、求められる趣がちょっと違う、当時の人の時代感が感じられる品です。

御朱印

赤い大鳥居のところから社務所が見えます、社務所に人がいれば御朱印を頂けますが、不在の場合は、松本家でも頂けるます。

1225段の石段、参道

羽黒山湯上神社 参道
羽黒山湯上神社 参道

大鳥居を潜ると早速石段。
左右には狛犬

羽黒山湯上神社 狛犬
羽黒山湯上神社 狛犬
羽黒山湯上神社 狛犬
羽黒山湯上神社 狛犬

三十三観音

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の一番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の一番

石段の所々にあるという三十三観音の一番

バイパス通りを横切ります

東山温泉 羽黒山湯上神社 バイパス道路を横切る
東山温泉 羽黒山湯上神社 バイパス道路を横切る

バイパス道路から撮った写真。
写真の右から登ってきて、道路を横切って赤い建物を潜ります。

東山温泉 羽黒山湯上神社 バイパス道路を横切る
東山温泉 羽黒山湯上神社 バイパス道路を横切る

東山温泉 羽黒山湯上神社 バイパス道路沿いの入り口。
締め切られていて人はいません。

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段

熊、注意の看板がありました。
ウチには熊鈴がありますが使われたことがありません。いつも持ち歩かないと使えない。

東山温泉 羽黒山湯上神社 鳥居
東山温泉 羽黒山湯上神社 鳥居

鳥居がありました。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番
二番を見落としてます。一番から八番までは帰り(下り)に撮っているので、二番探しはまた今度。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番。
二番はないけど、三番は二つ。
新しい観音像を設置した際に、古いものがそのまま置かれている様子。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三番
手前が新しい感じ、鳥居の根本には古い感じの観音像。

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段

登ってきた石段を上から振り返ったところ、なかなか急です。
まだ全然登ってませんが(まだ三番だけど)、疲れた。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の四番?
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の四番?

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の四番?

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の五番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の五番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の五番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の六番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の六番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の六番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の六番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の六番
参道の石段は広く、その点はとてもいい。
娘が棒を見つけて、さかなさん(つれあい)が杖にしてました。
車には登山ポールがあったのに持ってきていません。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の七番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の七番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の七番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の八番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の八番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の八番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の九番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の九番

石段はつづれ折りになっていて、娘やさかなさん(つれあい)は先に行き、影も形も見えません。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十一番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十一番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十一番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十二番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十二番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十二番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十三番?
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十三番?

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十三番?
もしかすると、近くに新しい観音像があったかもしれません。
地震で倒れて壊れた可能性もあります。

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段

参道の石段は崩れているところもあり、写真のように補修?、補強?されているところはまだいいのですが、崩れたままになっているところもあります。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十四番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十四番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十四番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十四番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十四番
古い像は、東山温泉街のあちこちに移設してもいいように思いました。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十五番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十五番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十五番
まだ三十三観音にはまだ半分にもなってません。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十六番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十六番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十六番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十七番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十七番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十七番

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段

参道の石段はひたすら登り。
景色の開けるところもありません。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十八番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十八番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十八番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十九番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十九番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の十九番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十番
「廿」これで二十を表す漢字。十が二つ横に並んだ形かららしい。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十一番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十一番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十一番
天気もほどほどで歩き易い日でしたが、きつい。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十二番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十二番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十二番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十三番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十三番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十三番
どのあたりから覚えがないのですが、さかなさん(つれあい)が娘の名を呼ぶ声がしました。
置いていかれた?らしい。
それにしても元気な声です。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十四番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十四番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十四番
これか、次の写真が二十四番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十四番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十四番

写真だけだとわからなくなってしまいます。
音声メモも残すといいのかも。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十五番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十五番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十五番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十六番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十六番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十六番

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段

岩肌が見えて、ちょっと風景に変化がありました。
娘が「水」を持って下りてきました。この水を汲む為にさかなさん(つれあい)から先行して進んだようです。
飲みものは持参した方が良かったかもしれません。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十七番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十七番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十七番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十八番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十八番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十八番

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道

蛇が出た。
ヘロヘロして歩いていたのでびっくり。
怖いのはマムシだけど、蛇は見分けがつきません。
マムシはもっとずんぐりむっくりで頭部がちょっと大きい感じ?
頭を踏みつけてしまえばいいとは聞きますが。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十九番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十九番


東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の二十九番
地震でもあれば、また倒れそうです。

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道

参道にあった、これはお地蔵様?観音様?
お地蔵さんは、地蔵菩薩。
観音像は、観音菩薩。観世音菩薩。観自在菩。救世菩薩。一般的に「観音様」

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十番
「丗」で三十です。

東山温泉 羽黒山湯上神社 祠
東山温泉 羽黒山湯上神社 祠

祠(ほこら)とは神を祀る小規模な殿舎
ここまで資材を上げるのは大変な仕事だったろうな、と思いつつ。
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十一番の写真が無い。
イヤイヤ (-_~;

東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段
東山温泉 羽黒山湯上神社 参道 石段

つづら下りになって階段を登ってきましたが、谷側になっている箇所で崩れているところが多かったようです。
東山温泉は、会津若松市の市中心部(ってどこ?、お城かな)から車で10分という距離にあり、会津若松の奥座敷と呼ばれます。
最盛期には33軒の旅館があったようですが、現在は半減しています。
多数の来客があった頃にコンクリート化したのかもしれませんが、今はあちこちでコンクリートが剥がれ、崩れていました。

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十二番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十二番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十二番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十三番
東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十三番

東山温泉 羽黒山湯上神社 三十三観音の三十三番

東山温泉 羽黒山湯上神社 手水舎
東山温泉 羽黒山湯上神社 手水舎

手水舎

東山温泉 羽黒山湯上神社 手水舎
東山温泉 羽黒山湯上神社 手水舎

娘は、このアルミコップに水を入れて運んでくれました。
水が飲めて幸い。

羽黒山湯上神社(はぐろさんゆがみじんじゃ) 本殿

東山温泉 羽黒山湯上神社 本殿
東山温泉 羽黒山湯上神社 本殿

東山温泉 羽黒山湯上神社 本殿へ参拝です。

東山温泉 羽黒山湯上神社 本殿
東山温泉 羽黒山湯上神社 本殿

天平元(729)年建立。
中もかなり傷んでいる感じ。
手水舎で少し休み、今度は同じ石段を下りて帰りました。

下の大鳥居の所に昔は保育園があったらしく、その保育園に通ったという人が保育園のお散歩で本殿まで行ったという話をされてました。マジか!、とびっくり。

向羽黒山

会津にはもう一つ羽黒山があって、こちら(東山温泉地(旧湯本村))の羽黒山と相向かうところから「向羽黒山」と呼ばれています。
福島県大沼郡会津美里町(旧 本郷地区)にある白鳳三山の一つで、観音山(286メートル)・羽黒山(344メートル)・岩崎山(408メートル)になります。
向羽黒山城跡 観音山 散策 会津美里町

出羽三山(山形県鶴岡市)の羽黒神社との関係

出羽三山(山形県鶴岡市)の羽黒神社(現在の出羽三山神社)と同じ、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を主祭神として祭っています。また、8月には、出羽三山でも同様の神事が残る「さんげさんげ」の例祭があります。
ちなみに、山形県は隣の県で、会津には映画館がないので山形の映画館へ行ったりしますので身近には感じるのですが、福島県 会津若松市〜山形県 鶴岡市(出羽三山神社)は200km以上あってとんでもなく遠いです。(昔、長男の遠征で羽黒高等学校まで行ってへばりました)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は、日本神話に登場する女神。五穀豊穣を司る神様でしたが、後には商売繁盛の神様としても崇められるようになりました。一般にはお稲荷様です。
「さんげさんげ」は、私利私欲、煩悩を懺悔する神事です。

場所、地図

名称:羽黒山湯上神社本殿
所在地:〒965-0814 福島県会津若松市東山町大字湯本

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