「蕎麦」は「そば」と読みますが、「蕎」は「ギョウ」「キョウ」という読み方はあっても「そ」という読みはありません。
「蕎麦(そば)」は熟字訓(じゅくじくん)と言われる読み方で、漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方になります。
蕎八はキョウヤ?かな、今度、行ったら聞いてみます。
(冷たい)天ざる蕎麦 1,500円

天ぷらには、少しですがニシン天とゲソ天も入っていました。
薬味は大根おろし、ネギ、わさびの3種。
漬物がつきました。
メニューに書いてありますが、これは更科そば。
蕎麦の「一番粉」と呼ばれる色白のそば粉を原料として作られていて、色のついた甘皮が混ざらないため、白い蕎麦になります。
(温かい)みぞれ揚げ餅蕎麦 1,100円、鯉の天ぷら 550円

鯉の天ぷらは別メニューです。
鯉は県別生産量は全国2位(令和2年-2020年3月時点)。
福島の生産量846t/2932t(全国)ですが、鯉の天ぷらは珍しいです。
「鯉の甘煮」(うまに)は会津の武家料理(伝統料理)として冠婚葬祭や年末年始のご馳走となりますが、甘煮としてスーパーなどでも並ぶので、鯉の他の料理を目にすることはあまりありません。
最近、天味(期間限定ランチ)で娘が鯉の天ぷらを食べていたので、つい頼んでしまいました。

みぞれ揚げ餅蕎麦はさかなさん(つれあい)の注文。
写真のような大きな揚げ餅に大根おろしがたっぷりのっての提供でした。
この揚げ餅は想像したサイズの3倍はあります、餅好きを大満足させるボリュームです。

川魚はクサイという人がいますが、自分はそう思ったことがないのでよくわからないのですが、クセもなくほくほくとして美味しい天ぷらでした。
メニュー、店内

蕎麦のメニューは、大きく「冷たい更科蕎麦」「温かい更科蕎麦」「石臼荒挽き蕎麦」に分かれています。
高遠汁とあるのは大根の汁と思われます。
蕎麦メニューに「高遠(たかとお)」が出てくるのは、全国でも会津と長野県伊那市高遠町だけ。
会津で使われていた「高遠蕎麦」の名称が発祥地の長野県伊那市へ逆輸入されて使われるようになりました。伊那市の辛つゆそばが源流です。高遠蕎麦
かやの は餅も有名です(会津に普段、餅を提供する店は少ない)
揚げ餅から推測すると期待できそうです。

かやの にはうどんもあります。
うどんメニューと郷土料理メニューです。
郷土料理としては、
にしんの山椒漬け 450円
棒たらの煮物 550円
天ぷら饅頭 100円
が並んでいます。
会津でも、棒たらの煮物はあまり食べなくなったと思います。

そば茶、風味が良くて美味しい。
セルフでおかわりできます。

かやの はテーブル席のみ。6卓?ほどです。
店はそれほど広くはありません。

テーブル席も二人がけからあります。

マスク着用案内がされていました。

これは入り口のコーナー。小物やら何やら。
所在地、地図、外観
名称:蕎八 かやの所在地:

1グループ4名までの入店ポリシーになってます。

車で流していると行き過ぎそうです、ノボリを目印に。
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