手打蕎麦工房 そば楽人(らくじん) 猪苗代ランチ 

猪苗代町
手打蕎麦工房 そば楽人(らくじん) 猪苗代ランチ

猪苗代にある土津神社(はにつ神社)のご祭神が保科正之公と知ってびっくり。
松平家の墓所は東山(温泉)にあるので、初代(松平家)会津若松藩主の保科正之も一緒に葬られていると思ってましたが、東山の墓所は二代藩主保科正経公から幕末の九代藩主容保公まででした。
何の話?
会津に信州のそば職人や穀物屋を連れてきたのが、初代(松平家)会津若松藩主の保科正之で、1643年7月、以下の話です。
高遠そば(たかとおそば)、名前の由来。会津の蕎麦が美味しい理由
どこにでも、そば職人を連れ歩いた保科正之ですから、参勤交代での江戸暮らしにもそば職人を連れて行ったはず、日本のそば普及に一役買ったていたと思っています。
その保科正之の墳墓が猪苗代にある。その猪苗代のそばが不味いわけは無かろう。というのが本日の結論。そば楽人(らくじん)も美味しかったです。

天ざるそば 1,300円

そば楽神(らくじん)、天ざるそば

正直な話、配膳された時は「えっ」と思いました。
(そば!少な)
と思ったわけです。器が大きすぎて中の蕎麦が少なく見える。よくあるスパゲッティの罠です。
(大きな皿にのったスパゲッティが意外とボリュームがあってお腹クッチ – いっぱい)
天ぷらも写真では少なく見えますが、見た目以上にあります。
火の通ったエビが好きで、海老天が美味しい。
猪苗代も山の中です。猪苗代湖でエビは獲れませんが、だから、ご馳走です。
「山の中で海のもの」という人もいますが、「美味しいものを食べてもらう」でいいとおもっています。
見た目以上にはありますが、そばは「大盛り」でも良かったかも。
大盛りは、300円増しです。(ランチで1,500円超えは、ちょっと贅沢な感じでパスしました)
ネギが綺麗に切られています。小皿、漬物もつきます。
麺は細め、香りもよく好みの打ち加減です。

季節限定 葵そば(あおいそば) 900円

そば楽人 季節限定 葵そば(あおいそば)

辛み大根の汁で食べるそばを会津では一般に「高遠そば」と呼びます。
(保科正之公の時代は、まだ味噌ベースの汁で、おろした辛味大に焼き味噌を溶いたものだった。保科正之が高遠藩から来たことが由来。今では、長野県伊那市へ高遠そばの名称は逆輸入されて使用されているようです)
この高遠そば風なのが「葵そば(あおいそば)」です。
葵大根おろし(緑色)に、お好みでそばつゆを加えて食します。
辛みもほどほどで美味しい。

葵大根

そば楽人 葵そば、葵大根の説明

まだネットにそれほど情報がないので、写真から文章を起こしました。若干、手が入って同一文ではないことをお断りします。
会津「葵」大根とは、
この大根は擦り下ろすと緑色の水分の多いおろしが出来ます、本来の辛み大根のような脳天を突き抜ける辛さよりも適度なやさしさを持った辛さが特徴で生でそのまま食べてもおいしく召し上がれますお蕎麦の友に考えてますが魚の付け添えなど今までの大根おろしと同じ様に使って頂ける大根です。又、天ぷらにして頂くと食感は”お芋”。蒸して頂くと食感が”ズッキーニ”の様にも感じられます。大根という概念を取り払って新しい食材としての可能性を持った野菜です。
これまでに説明をしただけでは見た事も聞いた事もないものらしく頭の中で思い倦ねて(あぐねて)いる方が大半でした。この機会に実際に見て食べて試してください。
蕎麦の町、猪苗代を発信地として低農薬にこだわり、将来は全会津で生産販売できる様に拡大して行きたいと思っています。
今は昨年の大根から種がわずかに採れている現状です、安定して供給う出来る新しい種になるのには5〜7年掛かると思います。その間はこの緑色の果肉を持った大根を多くの人に見て食べて頂き認知して頂く様に努力してまいります。

名前の由来
「葵」の文字は会津藩の紋章で有り「会津」の文字を付ける事で全国のへの福島県の「会津」地方を特定させて再認識させる目的もあります。猪苗代町は磐梯山の麓、土津神社(はにつ神社)には」最初に大根で食するお蕎麦を信州から持って来られた保科正之公がご永眠されている土地でもあります。
「葵」の文字の読み音”アオイ”と大根の果肉の緑色(青大根)を連想させている。
「葵」の文字の意味、厳密には違うのですが”わさび(山葵)”の意味も持っています。

店内、メニュー

この日は蕎麦にしようと思っていました。最初「ラ・ネージュ」(猪苗代の蕎麦の有名店)を覗きましたが(車で流しただけですが)、長蛇の列だったので早々に諦め、近くの店を検索。そば楽人へやってきました。
待ちリストの3組目に名前を記入して外で待ちました。
このシーズン、猪苗代の蕎麦屋はどこもすんなりとは入れません。

そば楽人 店内


小上がりとテーブル席がありました。
店内は狭めです。

そば楽人 メニュー

メニューは蕎麦とお飲み物。
冷たいおそばと温かいおそばに分かれていてわかりやすい。
全て税込表示
ざるそば(海苔あり)700円
もりそば(海苔なし)700円
なんで同じ値段なんだろう、と思いつつ。

店舗 外観、駐車場

そば楽人 (そばらくじん)

店舗前と店舗後ろに駐車場があります。

場所 住所、地図、ナビ用リンク(行き方・アクセス)

名称:そば楽人
所在地:〒969-3133 福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字ドウフケ34

そば楽人(そば らくじん) への ナビ用リンク (上記Mapのルートと同じリンク)

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